2013.3.25

なぜ玄米はがんに効くのか?

カテゴリー: スタッフブログ

玄米の米ぬか部分に含まれるRBFという物質は、がん細胞が生きていく
ために必要なエネルギーを補給できなくする機能を持っています。

これによってがん細胞はDNAが断ち切られ、分裂できなくなり、
がん細胞の自己死(アポトーシス)を導くプログラムが働きます。

また、玄米にはもうひとつ、RBAという抗がん成分が含まれていることも、
解明されました。このRBAは多糖類(α-グルカン)の一種ですが、
免疫系統を活性化してがんを縮小させる作用を持っています。

多糖類のうち、キノコ類に多く含まれるβ-グルカンが免疫細胞を刺激し、
免疫機能を向上させることはよく知られていますが、α-グルカンに同じ作用
があることが解明されました。近年、がん細胞を死に至らしめるセラミドが
玄米に存在することが少しづつ明るみに出始めました。

玄米の抗がん作用の機序は今後さらに研究が進むでしょう。

参考書籍:がん患者は玄米を食べなさい(琉球大学名誉教授 伊藤悦男 著)


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