2013.11.15

手軽に炊けて、味と栄養は玄米以上!①

カテゴリー: スタッフブログ

発芽玄米が、普通の玄米に比べて具体的にどこが、
「スーパー」なのか。

第一に、発芽玄米は、発芽前の玄米に比べて栄養価が
ぐんと増しています。

なにしろ、発芽という現象は、植物の種子にとって
新しい生命を生み出す一大イベントです。

そのため、発芽に際して玄米中には、新芽の成長に
必要な最高の栄養が用意されます。

それまで玄米中で眠っていた各種の酵素が一斉に
目覚めて活動を開始し、玄米の栄養成分を軒並み
増やしていくのです。

例えば、たんぱく質を構成しているアミノ酸では、
子供の成長に必須のリジンや、生活習慣病の予防と
解消に卓効を示すギャバ(γ-アミノ酪酸)が、
発芽に際して大幅に増量します。

また、便通をよくする食物繊維や、がんの予防効果が
知られるフィチン酸(別名IP6)は、発芽時に
吸収されやすい形に変化します。

さらに、普通の玄米にはない、アルツハイマー型
痴呆症の予防に有効な「PEP(プロリルエンド
ペプチダーゼ)阻害物質」が、発芽に際して新たに
生じることも、発見されています。

2013.11.13

スーパー玄米「発芽玄米」とは②

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古くて新しい発芽玄米の復活!

発芽玄米は、20世紀末に再び市場に登場しました。
当初は、食べやすい玄米というのが最大のウリでしたが、
広く普及するにつれて思いがけない反響が出はじめました。

発芽玄米の愛食者から「便秘が治った」「血圧が安定した」
「高いコレステロール値が下がった」など、さまざまな健康
効果を示す声があがりはじめたのです。

そこで1997年から98年にかけて、農林水産省も参画した、
いくつかの産官学研究プロジェクトが発足。
発芽玄米の効能を科学的な側面から探る研究がスタートしました。

その結果、玄米が発芽すると、玄米の欠点がことごとく解消
され、なおかつ従来なかった新たな利点まで付加された
「スーパー玄米」に“変身”することが明らかになったのです。

2013.11.11

スーパー玄米「発芽玄米」とは①

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縄文時代から常食されていた?

発芽玄米とは、文字どおり発芽した玄米のことをいいます。
玄米はイネの種子なので、一定の条件下で水に漬けておくと
簡単に発芽します。

そのため、かつて日本で玄米が一般的に食べられていた時代
には、玄米をといだ後、水に漬けておく過程で芽が出て、
それを無意識に炊いて食べることが決して珍しくなかったと
考えられています。

そもそも、日本に米が伝わった当初から、発芽した玄米が
食べられていた形跡があります。

玄米は、約32℃のぬるま湯に、22時間ほど浸すと発芽し
始めますが、縄文時代後期の人々は、玄米を一昼夜ぬるま湯
に漬けてから炊飯していたらしいことがわかっているのです。

一昼夜ぬるま湯に漬けて、発芽状態になった玄米を炊くと、
ふっくらとやわらかく炊き上がります。

それを当時の人々は経験的に知っていたのでしょう。

2013.11.8

玄米のいいところ、悪いところ②

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●白米は糖のかたまりにすぎない

玄米とは、刈り取った稲穂を乾燥させて、表面の硬いモミ殻を
取り除いたものをいいます。いっぽう、その玄米からさらに
ヌカと胚芽を取り除いて、胚乳だけにしたのが白米です。

じつは、米の有効成分の大部分はヌカと胚芽に含まれていて、
それらを取り除いた白米は、糖(でんぷん)のかたまりに
すぎません。

玄米は精製して白米にすると、ビタミンやミネラルの含有量は
半減し、食物繊維も7割以上が失われてしまいます。

つまりは白米は、エネルギー源にはなっても、健康増進に役立つ
栄養価はあまり強いとはいえないのです。

●玄米食実践者は人口の0.2%

健康ブームの昨今では、玄米食に関心をもっている人は
少なくないと思います。

しかし実際に、いま日本で玄米を主食として食べているのは、
1億2700万人の中の0.2%、つまり約25万人にすぎないといわれて
います。

玄米の良さを知識としては知っていても、多くの人は、
やはり白米を選び、玄米食は敬遠されているのが現状です。

なぜなら玄米は、炊飯に手間がかかるうえ、炊飯しても硬くて
食べにくく、食べても美味しくない、臭いがする、消化が良くない
-といった具合に、その高い栄養価を加味してなお、なじみにくい
欠点が多々あるからです。

願わくば、玄米の栄養価を備えつつ、白米のように手軽に美味しく
食べられる米があればよいわけですが、じつは、そんな夢のような
米があります。

それが「発芽玄米」です。

2013.11.5

玄米のいいところ、悪いところ①

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米粒に秘められた絶大なパワー

米は私たちが生きるうえで必要な栄養素をふんだんに、
バランスよく身内に備えています。

たんぱく質、脂質、糖質の三大栄養素をはじめ、それらを
体内で燃やしてエネルギーに変えるのに必要なビタミン・
ミネラルといった微量栄養素、そして第六の栄養素として
話題の食物繊維も、米には豊富です。

米は、いわゆる完全栄養食品であり、そうした素晴らしい
栄養価をもつ食品だからこそ、私たちの先祖は数千年の昔
から米を栽培し、主食にしてきたわけです。

ただし、それはあくまで「玄米」の話であって、現代人が
食べている「白米」には当てはまりません。

2013.10.31

21世紀の主食革命

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和食はいまヘルシーフードとして世界的に注目されています。
豆腐・納豆といった大豆食品をはじめ、海藻、山菜類はその
代表ですが、いっぽうで主食の「米」だけが、なぜか蚊帳の
外に置かれている感があります。
かつて日本で当たり前に「玄米」が食べられていた時代、
主要な栄養はすべて米からとり、副食(おかず)はその不足
を補うためのものにすぎませんでした。

まず米ありき、
これが和食の基本であり、和食の“ヘルシー”さのゆえんでも
あったはずです。

ところが、その主食の米が、でんぷんのかたまりにすぎない
白米に変わってから状況が一変しました。白米食が一般家庭
に普及したのは、ここ百年余のことですが、白米が主流に
なるにしたがって、いわゆる生活習慣病が激増したのは周知の
事実です。

二十世紀終盤の一九九九年、従来の玄米の欠点がすべて解消
された「やわらかくておいしくて、栄養価がさらに増した」
スーパー玄米が開発されました。

それが「発芽玄米」です。

発芽玄米は、私たち日本人にとって決して目新しい米では
ありません。すでに米が伝来した縄文時代から食されてきた
形跡があり、戦国時代の武将・徳川家康も、関ヶ原の合戦の折、
兵力増強を目的に「発芽させた玄米」を炊いて食べるように
兵士に命じたと伝えられています。

つまり、発芽玄米は、むかしから食べられてきた米食の進化
した形、正しい米食のリバイバルといえます。

しかも、発芽玄米の食効は、従来の玄米をはるかに超えていて、
ことに日本で増えている高血圧、糖尿病、高コレステロール血症、
肥満などに対して顕著な効果を発揮します。

そうした発芽玄米の驚異的な効能を知っていただき、一日も早く
発芽玄米を主食に取り入れて、毎日の生活を思いきりエンジョイ
してみませんか?

2013.10.27

エイズは人間自らが発生させた病気

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酸性の強い食事を摂り続けている人は、細胞腐敗によって
エイズ菌を生み出します。この人が、同様に酸性の強い食物を
食べている人と性交渉をもつか、あるいは同じ血の人の血液に
触れ交わると、そこにエイズが発症し、伝播するのです。

エイズを予防したり、その発症を抑えたり、治癒に向かわせる
ために、マクロビオティック食が有効なのは、発症の根源的
原因であるミネラル不足を、マクロビオティック食が最も
自然な形で補填してくれるからにほかなりません。

骨からミネラル分が溶け出ることを防ぐと、それが細胞腐敗を
停止させます。と同時に、身体全体の免疫性、自己治癒力が
高まり、それらの相乗作用によってエイズの抑制と治癒が可能
になるのです。

2013.10.24

骨粗鬆症はなぜ発症するのか?

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人体はどのように自らの「自然」を守ろうとしたのでしょうか。

それは、体内にすでにあるミネラル分を使うことによってです。
つまり、人体の自然なメカニズムは、中和に必要なミネラル分
が十分補給されないために、しかたなく自らの骨からミネラル
分を溶かし出して体内に分化して、自分が酸性化するのを防ぐ
ようになったのです。これは当然の“自然の摂理”といえるでし
ょう。

しかし、それによって新たな現代病が発生することになりました。
それが骨粗鬆症なのです。

ちなみに、骨粗鬆症はカルシウムを補填しようといくら牛乳を
飲んでも、予防もできなければ治療もできません。

牛乳は動物性の食品ですから人体を酸性化し、それを中和させる
ためにさらに多くのミネラル分が骨から摂取され、むしろ逆効果
といえます。

日本人は古来より、ヒジキや海草類によって必要なカルシウムを
摂取してきました。

骨粗鬆症を治療するためにも、ミネラル分豊富な玄米食や雑穀、
野菜類を中心としたマクロビオティック標準食が-そしてそれを
継続的に摂り続ける食生活に切り替えることが、何よりも有効なの
です。

 

2013.10.21

穀類の進化と人間の進化

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生物とその生物が食べる食物とは、宇宙の秩序のなかで
実にバランス良く、みごとに比例しながら進化してきました。

太古の人類が穀物を主体とした食性であったことは、
考古学の調査研究が示すとおりですが、人間もまた穀物の進化
に依存しながら進化し続けてきたのです。

穀類の進化と人間の進化とがうまく合致し、かつ、その穀物を
主食として体内に摂り込んだからこそ、人間は他の動物にない
貴重な要素を獲得することができました。

その意味で穀物は、人類にとって欠くべからざる食物として、
人間の心性、精神、そしてスピリチュアリティを高めてきたと
いっても過言ではありません。

2013.10.18

退行性の病気

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不適切な食べ物を生まれて以来ずっと摂り続けてきたため、
悪い物を食べてもそれを排出しようとする反応が起こらず、
その結果、過剰物質を体内に蓄積し続け、知らず知らずの
うちに身体が退行していくことを、マクロビオティックでは
「退行性の病気」とよんでいます。

この退行性の病気は若いうち、たとえば生後二〇数年間は
症状としてあらわれないかもしれません。
しかし、それ以降も不自然・不適切な食生活を続けていくと、
蓄積された過剰物質は次第に量的限度を超え、判断力を含む
身体機能が徐々に鈍くなっていきます。

問題は、このような状態にある本人が、自身の身体の退行を
意識できないことです。
そのため、なぜ食事の内容を改善しなければ」ならないかを
当然ながら理解できません。

「えっ!?マクロビオティック食だって?おいおい、僕は
三〇年間も肉を食べ続けてきて、ほら、こんなに健康なんだぜ。
それをなぜ、今さらやめなきゃならないんだい」

たいていこのような言葉が返ってきます。
しかし、突然心臓発作や脳溢血を起こしたり、三,四〇代で
がんにかかったりするのは、多くの場合、こうしたタイプの
人たちなのです。

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